江戸中期の農家の暮らしぶりが残る国指定重要文化財『細川家住宅』を訪問しました。扉を開けると中に人が住んでいるような、他人の暮らしを覗き見するような、不思議な感覚にゾクゾクしました。
▲ 場所はこのあたりです。
入場無料。定休日は月曜日。営業時間は 9:00~16:00 です。
駐車場到着
▲ 駐車場到着。駐車場の看板があるので分かりやすいです。
▲ 駐車場というよりは空き地ですね。自動車 10 台ぐらいは駐車できそうです。
▲ 入口近くに公衆トイレがありました。
▲ 駐車場からは徒歩で進みます。左が『細川家住宅』です。正面の車が止まっている所は民家なので入らないようにしてください。
▲ 細川家住宅の案内板です。
▲ こんな狭い坂を登っていきます。左手に見えるのは納屋です。
納屋
▲ 細川家住宅の『納屋』です。
▲『見学者へのお願い』です。
▲ 達筆な表札がお出迎えです。
▲ 入口の隣には大型の農機具があります。
▲ 納屋の中に入りました。入ってすぐ右の展示物です。
▲ になえ・みそ桶
▲ 糸車・糸わく
▲ 次は正面の展示物です。
▲ こたつとやぐら・大鋸
▲ 手製小道具入れ・薬瓶
▲ つづら
▲ みのとかさ
▲ から竿。「ぐるぐる回して麦を打ち脱穀した」と書いてあります。
▲ くい抜き・かなばし。左の消化器と公衆電話は江戸時代の物ではありません。
▲ 納屋の入口右側には、おそらく管理人詰所に使われている部屋があります。
ここの襖(ふすま)は訪問時は閉まっていたので、開けるのに大変な勇気を使いました。
それから、蛍光灯の照明が点いたのにもびっくり。
▲ 壁掛時計や扇風機など、現在の文明が感じられます。
▲ 火災警報器・こたつなどがありました。
▲ 管理人室の天井はこんな感じでした。
▲ 納屋の中にはもう一つの部屋があり、別の入口から入ります。
▲ どうやら木材の保管庫のようです。
▲ 納屋内の屋根裏は繋がっています。
▲ それでは母屋に移動します。屋根はカヤで作られています。
母屋
▲ 母屋です。入口が3つあり、一番左が土間、一番右が座敷になっています。
▲ 母屋内部の右側。車びつ(車長持)があります。
▲ 母屋内部の正面。神棚・あんどん等があります。左の広い場所には仏壇があったようです。
▲ 生活用品が並んでいます。
▲ 続いて真ん中の部屋に移動します。ここは土座というそうです。囲炉裏があるので食事を取る場所のようです。
▲ 囲炉裏の部屋から座敷を見る。
▲ 一番左の土間の部屋に移動しました。
▲ ここでは仕事の準備や食事の支度をしていたようです。
▲ かまどっぽいやつがありますね。
▲ 何やら説明を書いている銅板を発見。暗くて読めませんでした。残念。
▲ 天井の一部がくり抜かれていました。上にも空間があるようです。
便所
▲ 母屋から少し離れた低いところに便所がありました。
▲ おそるおそる、扉を開けてみると・・・和式スタイルです。
▲ 便所の裏です。便はそのまま地面に落ちるようになっていました。
現場からは以上です!それでは、またッ!!!